不登校・引きこもりの現状
不登校の現状
平成19年度に、
病気やケガ、経済的理由など以外の理由で年間30日以上休む、
いわゆる不登校児童は、
全国の小中学校で約13万人いたということです。
これは実に2年連続して増加しているという状況で、
特に中学生は、一クラスに一人以上ともいえる、
34人に1人が不登校という状況だそうです。
不登校の要因や背景としては、
学校、家庭、本人に関わる様々な要因があります。
学校の問題では、
教師が絶対的な存在で、画一的な空間で息苦しさを感じ、
不登校になる場合があります。
また、学校における人間関係につまずき、
それがきっかけになる場合もあります。
本人の問題では、
社会性をめぐる問題、
人生目標や自分の将来像に夢や希望を持てず、
無気力となったり、学習意欲が低下している場合があります。
家庭の問題では、
家庭の教育力の低下や、
保護者自身ゆとりがない、しつけに対する迷いや、
長年に渡る夫婦間の葛藤等があり、
それらの問題が複雑に絡み合っている場合が多いと言えます。
引きこもりって?
引きこもりとは、一般的には、自分の部屋でほとんどの時間を過ごし、
学校や会社に行かない状態のことをさします。
平成17年度の引きこもりは160万人以上で、
まれに外出する程度のケースまで含めると、
300万人以上存在すると言われています。
また、ほとんどの調査報告において、
男性は6~8割の割合で女性より多く存在すると言われています。
引きこもりの問題点は、
第三者と接点を持たなくなること、
長期化する傾向にあることと言えます。
社会生活を送っていく上で、
他人と関係を持たないで生きていくということは不可能であり、
それを否定して断ち切ってしまうことは、
社会生活を否定してしまうことになります。
ひきこもりの期間が長くなれば長くなるほど社会復帰は難しくなると言えます。